Kilimanjaro Warehouse

WEBとかゲーム開発のことについて書きます。

WSLの環境構築についてのメモ

Windows Subsystem for Linux(以下WSL)で、
Webの開発を始める際に行った環境構築についてのメモです。
お試しする際は自己責任でお願いします。
(WSL1の情報です)

優先度高めな設定

Linuxbrewのインストール

パッケージ管理のためにLinuxbrewをインストールします。
macOSでお馴染みのHomebrewのLinux版です。
docs.brew.sh


ホストへのシンボリックリンクを張る

WSLのホームディレクトリはWindowsのものとは異なる場所にあります。
Windowsのホームと同一にする手段などもありますが、
その方法には安全性に問題があるようなので、
/mnt/c/にシンボリックリンクを張る方法を採用しました。
www.clear-code.com
これにより、ホスト側のファイルにアクセスしやすくなります。


/mnt/c/のパーミッション変更

/mnt/c/以下のファイルは、
Linuxファイルシステムメタデータを持てないので、権限の変更が行えません。
これが原因でnpm installなどに失敗することがあります。
以下の記事を参考にメタデータを扱えるようにします。
qiita.com



優先度低めな設定

ビープ音を消す

無効な入力をした際など、
ことあるごとにビープ音が鳴りうるさいので、設定から消します。
以下の手順が参考になります。
azukipochette.hatenablog.com


ターミナルエミュレータの変更

デフォルトのターミナルエミュレータは機能不足だったので、
高機能なものに変更しました。
WSL向けだと以下のものが人気なようでした。

私はwslttyを導入しました。
tanakh.jp


Shellの変更

デフォルトのshellをbashからfishに変更しました。
この辺になるとWSL要素が薄いですが、一応・・・。
qiita.com
fishはデフォルトでも様々な便利機能が使えるので便利です。

まとめ

WSLでもいい感じに開発が行える環境ができあがったはずです!